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TOP > マガジン > 飲料 > ダイエット中にお酒を飲んでも大丈夫?太るアルコールや飲み会の注意点を解説!

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ダイエット中でも、お酒を飲んでも大丈夫?
カロリーの低いお酒や太りやすいお酒を知りたい!

ダイエット中の飲み会で「何を飲めば太りにくいんだろう?」と気になったことがある方も多いのではないでしょうか?

お酒の種類によってはカロリーが低く、おつまみや食事に気をつければそれほどダイエットに影響しない場合もあります。

この記事では、ダイエット中でも楽しめるお酒の選び方や、飲み方のコツについて詳しく解説します。

ダイエット中にお酒を飲んでも大丈夫?

お酒

お酒を楽しみたいけれど、ダイエットへの影響が気になるという方は多いのではないでしょうか。

適切な量と種類を選べば、ダイエット中でもお酒を楽しむことは可能です。

お酒がダイエットに与える影響とは?

お酒には、ダイエットに影響を与えるいくつかの要因があります。

アルコールは1グラムあたり7kcalのエネルギーを持ち、これは脂質(9kcal)に次いで高カロリーな栄養素です。

栄養素カロリー(1グラムあたり)
脂質9kcal
アルコール7kcal
タンパク質4kcal
糖質4kcal

さらに、アルコールには以下のような特徴があります。

  • 体内で最優先に代謝されるため、他の栄養素の代謝が遅くなる
  • 食欲を増進させる作用がある
  • 自制心が低下し、過食につながりやすい
  • 睡眠の質を低下させ、代謝に影響を与える

ただし、これらの影響は飲酒量や飲み方によって大きく異なります。

ダイエット中の飲酒で気をつけるべきポイント

ダイエット中でもお酒を楽しむためには、以下のポイントに気をつける必要があります。

飲酒時の注意ポイント
  • 適量を守り、週2〜3回程度に抑える
  • 食事をしっかり取ってから飲む
  • 低カロリー・低糖質のお酒を選ぶ
  • おつまみは高タンパク・低カロリーなものを選ぶ

食事を先に取ることは、アルコールの急激な吸収を防ぎ、不必要な食欲増進を抑制する効果があります。

また飲み会は多くても週に2〜3回程度に抑えることで、体重管理だけでなく、肝臓への負担も軽減できます。

ダイエット中におすすめの低カロリーなお酒の種類

お酒

ダイエット中でも楽しめる、低カロリー・低糖質なお酒を紹介します。

焼酎

焼酎は日本の伝統的な蒸留酒で、カロリーが低く、糖質もほとんど含まれていません。

焼酎のカロリーは100mlあたり約146kcalで、糖質は0.1g未満です。

焼酎の特徴
  • 低カロリー・低糖質
  • 水割りやお湯割りで楽しめる
  • アルコール度数が調整しやすい
  • 様々な原料(芋、麦、米など)から選べる

焼酎は蒸留酒であるため、不純物が少なく体への負担も比較的軽いのが特徴です。

また、水割りやお湯割りにすることで、アルコール度数を調整しやすく、長時間かけてゆっくりと楽しむことができます。

さらに芋焼酎や麦焼酎など、様々な原料のものから自分の好みに合わせて選べるのも魅力の一つです。

ハイボール

ウイスキーをソーダで割ったハイボールは、低カロリーで飲みやすく人気があります。

350mlのハイボールは約165kcalで、糖質は0.1g未満です。

ハイボールのメリット
  • 炭酸で割ることで満腹感が得られる
  • のどごしが良く、ゆっくり楽しめる
  • 糖質がほとんどない
  • アルコール度数を調整しやすい

ハイボールは炭酸水で割ることで、アルコールの刺激が抑えられ、さっぱりとした飲み心地が特徴です。

また、炭酸の効果で満腹感が得られやすく、食べ過ぎを防ぐ効果も期待できます。

編集部

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ソーダの量を調整することで、自分好みの濃さに調整できるため、飲み過ぎを防ぐことも可能です。

糖質オフビール

通常のビールは糖質が多いですが、糖質オフビールなら罪悪感なく楽しめます。

糖質オフビールは350ml缶あたり約100kcalで、糖質は0.5g程度です。

種類カロリー(350ml)糖質
通常のビール約145kcal約8.0g
発泡酒約120kcal約5.0g
糖質オフビール約100kcal約0.5g

糖質オフビールは、製造過程で糖質の発生を抑える特殊な製法や、糖質を分解する工程を取り入れることで、通常のビールと変わらない味わいが楽しめます。

近年の技術革新により、ビール特有のコクや香りを保ちながら、糖質とカロリーを大幅に削減することが可能になりました。

また、プリン体も低く抑えられているものが多いため、健康面でも安心して楽しめます。

ゼロカロリー系アルコール

ゼロカロリー系のアルコール飲料も、ダイエット中におすすめのお酒です。

通常350ml缶あたり50kcal未満で、糖質も1g未満に抑えられています。

ゼロカロリー系アルコールの特徴
  • 超低カロリー・低糖質
  • 様々なフレーバーから選べる
  • 清涼感があり飲みやすい
  • アルコール度数が低め

ゼロカロリー系アルコールは、人工甘味料やアルコール製法の工夫により、カロリーと糖質を極限まで抑えています。

レモンやグレープフルーツなど、さまざまなフレーバーが展開されており、カクテル感覚で楽しめるのが特徴です。

また、アルコール度数が比較的低めに設定されているため、飲みすぎを防ぎやすく、翌日の体調管理もしやすいというメリットがあります。

ダイエット中に避けるべきお酒とその理由

お酒

ダイエット中は、甘いお酒や糖質が多いお酒を避けるようにしましょう。

避けるべきお酒の種類を以下で詳しく解説します。

甘いカクテル

カクテルは見た目も華やかで人気がありますが、ダイエット中は要注意です。

砂糖やシロップが多く含まれているため、1杯あたりのカロリーが300kcalを超えるものも珍しくありません。

カクテル名カロリー(1杯)糖質
ピニャコラーダ約300kcal約32g
マルガリータ約220kcal約24g
モヒート約180kcal約17g

フルーツジュースやクリームを使用したカクテルは、アルコール以外の材料からも多くのカロリーを摂取することになります。

また、甘い飲み物は食欲を刺激する傾向があり、おつまみの過剰摂取にもつながりやすいため注意が必要です。

リキュールベースのお酒

リキュールは果実や香辛料などを原料とし、砂糖やシロップを加えて味を調整した蒸留酒です。

クリーム系リキュールは乳脂肪分も加わるため、カロリーが高くなりやすく、ダイエット中は避けるべき飲み物です。

避けるべきリキュール系のお酒
  • ベイリーズ(カロリー:100ml当たり約327kcal)
  • カルーア(カロリー:100ml当たり約225kcal)
  • カシス(カロリー:100ml当たり約275kcal)
  • ピーチリキュール(カロリー:100ml当たり約250kcal)

リキュール類は一般的に糖質が多く含まれており、少量でも高カロリーになりやすい特徴があります。

また、甘みが強いため飲みやすく、知らず知らずのうちに飲みすぎてしまう危険性もあります。

特にソフトドリンクで割って飲む場合は、さらにカロリーが増加することにも注意が必要です。

ビール

ビールは麦芽を原料としているため糖質が多く、350mlの缶ビール1本で約140kcal、糖質は約10gにもなります。

ビールの問題点
  • 高糖質・高カロリー
  • 腹部に脂肪が蓄積されやすい
  • 食欲を増進させる
  • 飲みやすく量を取りすぎやすい

ビールに含まれる糖質は体内で脂肪として蓄積されやすく、腹部に脂肪が付きやすいという特徴があります。

これが「ビール腹」と呼ばれる現象の原因です。

また、ビールには食欲を促進する成分も含まれているため、おつまみの過剰摂取にもつながりやすく、ダイエットの大きな妨げとなる可能性があります。

日本酒(甘口)

甘口タイプの日本酒は糖質とカロリーが高いため、ダイエット中は注意が必要です。

日本酒1合(180ml)あたりのカロリーは約220kcal、糖質は約15gと、かなりの高カロリー・高糖質となっています。

種類カロリー(1合/180ml)糖質
甘口日本酒約230kcal約16g
普通酒約220kcal約15g
辛口日本酒約210kcal約14g

日本酒は米を原料としているため、もともと糖質が多く含まれています。

特に甘口タイプは醪(もろみ)の発酵を途中で止めることで糖分が残っているため、より多くの糖質を含んでいます。

また、日本酒は口当たりが良く飲みやすいため、知らず知らずのうちに飲み過ぎてしまう傾向があります。

編集部

編集部

温めて飲む場合は体が温まることで食欲も増進されやすく、カロリー過多になりやすいことにも注意が必要です。

ダイエット中の飲み会で気をつけること

お酒

飲み会はビジネスや社交の場として重要な機会ですが、ダイエット中は特に注意が必要です。

ここからは、ダイエットを続けながら飲み会を楽しむためのポイントを詳しく解説します。

低カロリー・低糖質のお酒を選ぶ

飲み会での飲み物選びは、その日のカロリー摂取に大きく影響します。

注文の際は、低カロリー・低糖質のお酒を意識的に選ぶことが大切です。

飲み会でおすすめのお酒
  • 焼酎の水割りやお湯割り
  • ウイスキーのハイボール
  • 糖質オフビール
  • ワインのスプリッツァー

飲み会では周囲の目を気にして注文しづらいと感じる方もいるかもしれませんが、最近は健康を意識した飲み方をする人が増えています。

また、お店側も低カロリー・低糖質のメニューを充実させているところが多いので、積極的に活用しましょう。

おつまみは低カロリーで高タンパクなものを選ぶ

飲み会でのカロリー摂取の多くは、おつまみから来ています。

おつまみ選びは、飲み会での過剰なカロリー摂取を防ぐ重要なポイントとなります。

おすすめのおつまみカロリー特徴
枝豆約120kcal/100g食物繊維豊富
焼き鳥(塩)約150kcal/100g高タンパク
刺身約100kcal/100g良質なタンパク質
サラダ約50kcal/100gビタミン豊富

おつまみは揚げ物や炒め物などの高カロリーな料理を避け、蒸し物や生野菜、刺身などのヘルシーなメニューを中心に選びましょう。

また、タンパク質が豊富な食材は満腹感を持続させる効果があるため、過食防止にも役立ちます。

編集部

編集部

野菜を積極的に摂取することで、ビタミンやミネラルの補給にもなります。

飲むペースをゆっくりにして適量を守る

お酒を飲むペースは、カロリー摂取量だけでなく、おつまみの食べ方にも大きく影響します。

早いペースで飲むと、おつまみも早いペースで食べてしまい、結果的に過剰なカロリー摂取につながります。

適量を守るためのポイント
  • お酒1杯につき水1杯を飲む
  • 20分で1杯のペースを心がける
  • 食事をしっかり取ってから飲み始める
  • 終電や帰宅時間を決めておく

適量を守るためには、自分の体調や予定を考慮して飲酒量を決めることが大切です。

また、飲み会の途中で水分補給をこまめに行うことで、アルコールの吸収を緩やかにし、翌日の体調管理にも役立ちます。

まとめ

お酒

ダイエット中でも、お酒を楽しむことは可能ですが、低カロリーな種類を選ぶことが大切です。

ダイエット中におすすめなお酒
  • 焼酎
  • ハイボール
  • 糖質オフビール
  • カロリーゼロ系アルコール
ダイエット中に避けるべきお酒
  • 甘いカクテル
  • リキュールベースのお酒
  • ビール
  • 日本酒(甘口)

ダイエット中の飲み会では、ハイカロリーなおつまみは避け、なるべく野菜や低カロリーなものを選びましょう。

また、飲み過ぎは次の日に影響を与えるだけでなく、食べ過ぎにもつながるので、お酒は適量にとどめておくことが大切です。