白湯の正しい作り方・飲み方を知りたい人
白湯の正しい作り方と飲み方を知りたい!どんな効果?うまい?
白湯とは何度くらいのお湯を指すの?適温温度の目安は?
ダイエットにお白湯は何がいい?どれくらいの量を飲めばいい?
沸騰時間や沸かし方は?冷まして飲む手間を省きたい!
編集部
昔から飲まれている白湯。
実は近年、美容や健康への効果が注目されてきています。
この記事では電子レンジで白湯を作る方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
目次
白湯の作り方
ここでは白湯の作り方をご紹介していきます。
ちなみに使う水は、水道水やミネラルウォーターなど好きなものでOKですよ。
やかんでの作り方
やかんに水を入れて、強火で沸騰させます。
沸騰したら弱火にし、やかんの蓋を外します。
そのまま10~15分ほど温め続けて火を止めましょう。
この過程で水道水の残留塩素やトリハロメタンが取り除けます。
やかんからマグカップや湯のみにお湯を注ぎ、そのまま50℃くらいになるまで冷まして完成です。(温度は好みでOK)
電子レンジでの作り方
電子レンジでも白湯が作れます。
150~200mlの水をマグカップに入れ、500Wで2分温めます。
ただし電子レンジでは水道水の塩素やトリハロメタンの除去は難しいので、ミネラルウォーターか浄水を使いましょう。
ウォーターサーバーでの作り方
お湯が出るウォーターサーバーなら、温水を注ぐだけで白湯が完成します。
温水と冷水を混ぜて温度を調節すると良いでしょう。
お湯が出ないタイプの場合は先ほどご紹介したように、やかんや電子レンジで作ります。
白湯を飲む際の注意点
白湯を飲む際には注意点もあります。
飲みすぎない
いくら白湯が体に良いからと言って飲みすぎは良くありません。
食べ物の消化が悪くなったり、体がむくんだりしてしまいます。
飲みすぎで下痢を起こしてしまうこともあるでしょう。
1回に飲む量は200ml程度にします。
1日の合計で600~800mlくらいを上限にするのがおすすめです。
白湯だけに頼らない
白湯だけですべての美容や健康が手に入るわけではありません。
日常生活に白湯を取り入れながら、食生活や運動習慣にも気を配りましょう。
睡眠を十分に取ったり、規則正しい生活をすることも大切ですね。
お茶にしない
「白湯が良いならお茶でも良いんじゃないの?」と思ってしまいそうですが、白湯のみで飲むのがおすすめです。
お茶に含まれるカフェインには利尿作用があるので、せっかく摂った水分が体外へ排出されやすくなってしまいます。
夜にカフェインが含まれたお茶を飲むと寝不足の原因にもなってしまいますね。
「白湯だけだと飲みにくい」というかたは、レモン程度なら入れても良いでしょう。
レモンに含まれるクエン酸には疲労回復があると言われていますし、美肌に役立つビタミンCも含まれています。
ショウガを入れるのも、体が温まりやすくなるのでおすすめです。
白湯とは
白湯とは、沸騰させたお湯のこと。
インドの伝統医学であるアーユルヴェーダでも、白湯は体に良いと言われています。
しかし「ただのお湯と、どこが違うの?」というかたもいるかも知れませんね。
一般的なお湯は、ただ水を温めただけ。
白湯は「一度沸騰させる」という過程が必要です。
なぜ沸騰させる過程が必要かというと、水道水に含まれる残留塩素やトリハロメタンといった体に負担をかける物質を除去するためです。
ちなみにミネラルウォーターや浄水なら、沸騰させなくても白湯を作れます。
しっかりと沸騰させた白湯は、水道水を温めただけのお湯よりもまろやかな口当たりになりますよ。
白湯の効果
白湯には、以下のようにさまざまな効果があると言われています。
免疫力アップ効果
体温が1度上がると免疫力が30%アップすると言われています。
白湯で体を温めることで、風邪などのウイルスからも身を守れるでしょう。
血行促進効果
白湯を飲むことで内臓が温まり、体の末端にある毛細血管が拡がりやすくなります。
温まった血液が全身を巡るので、冷え性のかたにも白湯はおすすめです。
デトックス効果
肝臓や腎臓といった内臓が温まり活発に働くようになると、老廃物を体外へ排出しやすくなります。
白湯による水分補給で尿も出やすくなるので、尿による老廃物の排出作用も促進されます。
便秘解消効果
白湯で胃腸が温まり働きが良くなると、便通の改善効果が期待できます。
美容効果
白湯で全身の血行が促進されると肌へも十分に栄養が行き渡ります。
血行不良が改善されれば顔色も良くなりますね。
また肌荒れなどを引き起こす老廃物がデトックスされることでも、肌が綺麗になります。
ダイエット効果
白湯を飲んで体が温まると代謝機能が促進され、体内の脂肪が燃焼されやすくなると言われています。
また食事の30分ほど前に白湯を飲めば食欲が抑えられ、早食いや食べ過ぎを防げます。
ただし食事の直前に飲むと胃液が薄まって消化不良の原因になるので注意しましょう。
白湯を飲むタイミングは?
白湯は朝と夜に飲むのがおすすめです。
朝に飲む
白湯は朝起きて飲むと、寝ている間に失われた体の水分補給になりますね。
水を飲むよりも、体温が上がり血流が良くなります。
内臓の働きが活発になり、お通じも良くなるでしょう。
10分以上かけて、ゆっくり飲むのがおすすめです。
寝る前に飲む
白湯は寝る前に飲むのもおすすめです。
体が温まるだけでなく、精神的にもホッとできますよ。
ただし飲みすぎるとトイレが近くなってしまうので、1杯までにしましょうね。
食事30分前に飲む
先ほどもご紹介しましたが、食事の30分前に白湯を飲めば食欲が抑えられ、食べ過ぎを防げます。
白湯のまとめ
白湯は手軽に作れるので、どなたにでもおすすめです。
電気ポットなどを使って作っても、簡単で良いでしょう。
編集部
ちなみにミネラルの含有量が多いタイプのミネラルウォーターを使うと栄養補給にもなりますよ。
美容や健康を気にするかたは、ぜひ白湯を飲んでみてくださいね!