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紀伊長島様(三重県北牟婁郡紀北町/水産加工業)【たべまる 生産者アフターストーリー】

2020年の5月。「チーム・シェフ」と「イミコトマルシェ」は、新型コロナウイルス蔓延により苦しむ生産者事業者様の販路開拓を支援する「たべまる」を立ち上げました。

この取り組みをはじめて時間も重ねてきていますが、「生産者の今」はどんな状況なのか。

今回は、三重県北牟婁郡紀北町で水産加工業を営む「紀伊長島」様の「今」をご紹介いたします。

コロナ禍の紀伊長島の状況

たべまるでお取り扱いを開始する時に、約3トンのネギトロの在庫を抱えておられました。

コロナの影響により、ホテルや旅館などの卸先が軒並み休業、または閉鎖に追い込まれたことで、仕入れて確保しておいた分がそのまま行く宛を失くしてしまった・・・という状況。

伊勢志摩も卸先圏内であったことから、GO TO トラベルなどの開始により、一旦、観光客も上向きかけましたがその政策も突然の中止。

観光客用に用意した食材も在庫になるという悪循環がおこっていました。

たべまるでの支援

紀伊長島 まぐろのねぎとろ

たべまるでは、紀伊長島さんの以下の商品を取り扱わせていただきました。

なかでも、「紀伊長島のまぐろのネギトロ」はお客様にも大好評で、多くのご支援を賜りました。

そのおかげで当初あった3トンの多くをお客様にお届けができるようになりました(2020.8.17時点)

【現状】紀伊長島 with コロナ

ねぎとろが大好評の紀伊長島 長井さん

紀伊長島さんは、コロナによって例年の売上の60%減となっていたそうです。

では、それが回復してきたかというと、元の売上に戻すにはまだまだ長い道のりなのだそうです。

皆さんもご存知の通り、度重なる緊急事態宣言や蔓延防止措置の発令。そして、それに伴う観光客減少、飲食店の休業・倒産。

そんな社会状況では、従来の卸先の回復はまだまだ望めません。しかし、そんな中でも新たな販路の開拓や取り組みをおこなっています。

コロナ禍での紀伊長島の新たな取り組み

ラペ・松本シェフ監修の豪華海鮮鍋

2018年から4年連続でミシュランガイド・1つ星を獲得している「La Paix ラペ」の松本シェフ監修の元、海鮮鍋やクエ鍋を開発。

この商品を引っさげて、カタログギフトなどの新たな販路開拓などにも尽力しています。

ご自宅で気軽にレストランの味が楽しめる絶品お鍋。ぜひ、こちらもご賞味ください。

未だ収束の見通しがたたないコロナ

飲食店が営業できない状況が続くのは、そこに食材を提供している生産事業者さんにも大打撃です。

わたしたち「たべまる」は、コロナをはじめ、自然災害などにより取引先を失われたり縮小された生産者事業者さんを引き続き支援して参ります。

「食」は私たちが生きる源。皆さんも私たちと一緒に「食べて応援」しませんか?

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